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いつまでも変わらない親子のつながり

 文部科学省科学技術政策研究所や内外公的機関、企業が発表した未来予測によると、2020年宇宙への観光旅行が本格化、2037年マグニチュード6以上の地震予測技術が確立、2038年化石燃料を使わない飛行機が飛ぶ、2040年日本の有人月面基地が実現、2045年リニア中央新幹線開業、2050年ロボットのサッカーチームが人間のナンバーワンチームに勝利、2070年世界の人口が90億人に、2100年男子100メートル走の世界記録が9秒15に、2112年テレパシーで思考を伝えたりする技術が実現、研究者達が予測する百年後の世界です。この時、日本の国の人々はどんな暮らしをしているのでしょうか。

 今から140〜150年前の日本を訪れた欧米諸国の人々は、日本国民をみて、日本ほど子どもを大切にしている国はないと、日本の家族のすばらしさに目を見張ったそうです。この時代の子ども達は家族に愛されてのびのびと子どもらしさそのままに育ち、一方では高潔で礼儀正しい一人前の人間だったと言われます。日本に長く滞在した多くの外国人が、日本の子ども達の素晴らしさに驚嘆したと学者は語っています。

 現代「子育て」においてそれを取り巻く社会情勢はその頃に比べてどうでしょうか。保育園もその役割と使命が時代とともに変わってきていることを柔軟に捉えながらも「保育の基本」を忘れることがないようにしなければならないと強く感じています。子どもは保護者に見守られながら成長していき、その懐が変わらずに温かく、子どもが振り返ればそこにいつでもいてくれるという安心感のなかで成長し、愛情いっぱいに見守り育てられる中で他者を信じることができるようになります。

 児童精神科医の佐々木正美教授によると人を信じることができるようになった子どもは、親や、そのほかの人たちからしつけや教育を受ける心の準備ができるようになり、衝動や欲望を自制する「自律性」の基盤を身につけ、自律性が身につくにつれて、子ども達は友だちと遊べるようになるそうです。そして積極的に模索的な遊びを繰り返しながら、協調性とともに自主性や主体性といった、個人としての「私」になるための過程を歩むことになるそうです。教授は子どもを育てるときに、最も大切に心がけることは何かという問いに、「子どもの自尊心を傷つけないこと」とお話されています。自尊心を傷つけられ、自己肯定感を失ってしまったら、子どもに限らず人間は誰でも、希望をもって意欲的に生きていくことができなくなります。子どもの人格の中に、自尊感情や自己肯定感を育てるためには、子どもが自分自身を信ずることができるように育てなければなりません。自分を信じるためには、人を信じることが前提になります。人を信じるということは、信じることのできる人に出会うことです。子どもが最初に出会う「信じることができる人」こそが「家族」です。これは欧米諸国の人々が訪れて驚嘆した150年前も現代もそして100年後も変わらない事なのではないでしょうか。

 保育園では子どもたちが「思いやりのある子に育ってほしいと」願いながら、子どもたちを十分に思いやりながら保育していかなければと思っています。  

 


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