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電子メディアと子どもたち

子どもたちがお部屋で積木、ブロック遊びやおままごとで遊んでいる中で、何もしないでお部屋の中を歩き回り、遊ぶことを進んでしない子を見かけます。友だちの中にも積極的に関わることをしない子がいます。保育士のひざのうえに座ってみんなが遊んでいるのを見ていて、遊びに誘ってもなかなか遊ばない子がいます。

あるクラスで、保護者から我が子の言葉の発達が遅いことをどうしたらいいか・・・と担任へ相談がありました。担任はお母さんにお家での様子をうかがってみると、お家でテレビはずっとついていて、ゲームとスマホを頻繁にみていて、大きな音で音楽が流れているとのことでした。そこで保育士からお母さんに提案をしてみました。「ごはんを食べる時はテレビのスイッチを切ってみましょうか・・・そして5分でもいいので、お母さんの膝に座らせて、絵本を読んであげてください。」ただそれだけのことですが、しばらくたつと、その子は保育園でも落ち着いてみんなと遊ぶ様子が見られるようになり、乱暴な様子もみられなくなってきました。劇的に変化がみられたのは 言葉が増えさらに語彙がはっきりとしてきたことです。だんだん保育士とも目を合わせてお話ししてくれるようになりました。

スイッチを切ると子どもが泣いたり、暴れたりするのでついつい許してしまうことがあるかもしれません。でもお母さんも自分が見せすぎと思ったら、自分に自信をもって「だめ」と言って別の遊びに興味を向けるようにしてみてください。以前保育士は、「電子メディアが子どもたちの発達に及ぼす影響や、メディア漬けは弊害がある」と言われてることについて、研究機関及び研究者が講演する研修会に参加しました。そこで電子メディアに過剰に接触していると、発達障害とよく似た症状が起きることがあることを知りました。「発達障害?」と気になったときは、専門機関に相談してみることが大切です。同時に子どもがお家でテレビ、ビデオ、ゲーム、パソコン、スマホ、タブレットなどを長時間(2時間以上)使ったり、見ていることがあるかどうか、そして子どもがそれをやめさせようとしてもなかなか手放さないことがあるかを確認してみることも必要です。もし電子メディアの過剰接触が発達障害とよく似た症状を引き起こしているなら、電子メディアを使わせることをやめ、人との関わりを増やすことで改善し、症状が無くなることは珍しくないことだそうです。

さっそく今からでも「テレビ等のスイッチを消す」「子どもとふれあい、目と目を合わせて話をしたり、語りかける」「散歩や外遊びなどで親子で一緒に過ごす」「親子が同じものに向き合って過ごす絵本の読み聞かせをしてみる」などできる範囲で「育ち直し」を試してみてみるのはどうでしょうか。お父さんやお母さんもスマホを置いて、お子さんと一緒に遊んでみましょう。6月に若草保育園では遊ぼう会を行いました。体を動かして、親子でそしてグループになって遊びました。子どもたちの顔はみんなニコニコ笑顔で、参加したお父さんお母さんも笑顔が素敵でした。 日本小児科医会は「スマホに子守をさせないで」と伝え、「子どもとメディア」の問題に対する提言を発表しています。

①2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう。
②授乳中、食事中のテレビ・ビデオの視聴は止めましょう。
③すべてのメディアへ接触する総時間を制限することが重要です。1日2時間までを目安と考えます。テレビゲームは1日30分までを目安と考えます。
④子ども部屋にはテレビ、ビデオ、パソコン置かないようにしましょう。
⑤保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールをつくりましょう。

7月のコラム 電子メディアと子どもたち
 


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